Keppel DC REITがマレーシアのデータセンターを売却
Keppel DC REITの運営会社であるKeppel DC REIT Management Pte. Ltd.は1月7日、同社の子会社であるBasis Bay Capital Management Sdn.Bhd.が、マレーシアのサイバージャヤにあるBasis Bayデータセンターを売却する契約を締結したことを発表しました。
同データセンターは、現在同施設のマスターリース契約者兼施設管理者であるBasis Bay Services MSC Sdn.Bhd.に売却されます。2025年第3四半期に完了予定のこの売却は、Keppel DC REITの積極的な資産運用戦略の一環です。この資産を売却することでKeppel DC REITは、ポートフォリオのパフォーマンスを最適化し、ダイナミックなデータセンター業界において、より成長志向の機会に資本を再配分することを目指しています。
売却価格は5,560万リンギット(約1,690万シンガポールドル)で、Keppel DC REITの持分は5,510万リンギット(約1,670万シンガポールドル)です。これは、主要市場における高品質なデータセンター資産の取得など、同社の今後の成長イニシアチブをサポートするために使用されます。
この売却は、同社の当会計年度の純資産価値または、単位当たりの分配金に重大な影響を与えるとは予想されていません。
W.Media ( Hazel Moises 記者)より抄訳・転載
この記事へのコメントはありません。