Banglalinkが3Gネットワークを停止、4Gの拡大を視野に

バングラデシュの通信会社Banglalinkが、3Gネットワークを停止しました。

アムステルダムに本社を置くVeonの子会社である同社は、国内で初めて3Gサービスを終了した通信事業者となります。

Banglalinkは今後、4Gモバイルネットワークの拡大に重点を移していくと述べています。

同社は、2020年末から2024年第1四半期末までに、4Gネットワークの人口カバー率が60%から88%に拡大したと話しています。同期間中、同社の4G加入者数は800万人から2,150万人に増加しました。

同社のCEOであるErik Aasは、次のように述べています。「バングラデシュのデジタルオペレーターとして、我々の目標は、シームレスな接続性と革新的なサービスをお客様に提供することです。4Gにより多くのリソースを割り当てることで、顧客体験を新たな高みへと導き、顧客の4G体験を向上させます。私たちはまた、新しい高速インフラと最先端のデジタルサービスに支えられた 『スマート・バングラデシュ・ビジョン2041 』に向け、国の歩みを加速させる手助けをします。」

ここ数か月の間に、英国のEEやVodafoneを筆頭に、世界的に数多くの通信事業者が3Gネットワークの停止を完了しています。また、イタリアのWind Treのように来年の廃止を発表している事業者もあります。

Banglalinkは今年初め、1億ドルの取引の一環として、バングラデシュの2,000の通信タワーを、Summit Towersに売却しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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