Vodafoneが英国での3Gサービス停止を完了

今後は4Gと5Gサービスの拡大に注力

英国の通信事業者 Vodafoneは、3Gモバイルネットワークの停止を完了しました。

同通信事業者は昨日（2月28日）、停止を確認し、最後に残った3G無線周波数を4Gと5Gサービスの強化に再利用すると述べました。

Vodafone の発表は、BTが月曜日（2月26日）に3Gの停止を確認したわずか2日後に行われました。

Threeは年内に3Gネットワークを廃止し、Virgin Media O2は2025年までにネットワークを廃止する予定です。

Vodafone UKのネットワーク・ディレクターであるAndrea Donaは、「3Gレガシーの切り替えは大規模なプログラムであり、これを成功させるために懸命に働いてくれたチームに感謝したいです」と述べました。

「スイッチオフが完了したことで、我々は残りの周波数帯の再配置を開始することができ、最終的には英国全土でより強力で高速な4Gと5Gを実現することができます。すべて、当社の既存の4Gおよび5Gネットワーク改善プログラムに基づいています。当社の顧客、企業、そして英国経済全体にとって朗報です。」

Vodafoneは、3Gサービスの停止により、5Gネットワークがよりエネルギー効率に優れ、2027年までにNet Zeroを達成するという目標を達成することができると述べました。Vodafone は昨年夏、3Gサービスの停止を開始した。

Vodafoneは2019年以降、5Gの展開に重点を置いていますが、昨年DCDに対し、Huawei の機器のリッピングと交換が全体的な展開を遅らせたと述べました。

同社は、2020年に英国が Huawei を禁止したことを受け、5Gネットワーク内で Huawei が展開する5Gキットの交換を余儀なくされました。同年、 Vodafone は欧州のネットワークから機器を交換するために約2億ユーロ（当時2億2000万ドル）の費用がかかると発表しました。

Huaweiはこれまで、コア側ではなくネットワークのRAN側でVodafoneをサポートしてきました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。