ナイジェリアの9Mobileネットワーク停止はラゴスのデータセンター火災が原因
破壊行為による光ファイバーの切断もネットワークに影響
ナイジェリアの移動体通信事業者9Mobileは、今週発生したネットワーク停止の原因を、ラゴスにある主要データセンターでの火災事故としています。
Nairametricsの報道によると、火災は火曜日の夜(12月17日)に発生し、昨日、9Mobileの顧客にネットワーク障害が発生したとのことです。
同メディアはまた、9Mobileが複数の光ファイバーの切断を経験し、それが一部の障害につながったと述べたと報じています。
9Mobileの顧客は、音声およびデータサービスの欠如について、ソーシャルメディア上に苦情を投稿しました。同社の携帯電話契約者数は、1100万人以上と推定されています。
今回の障害は、7月に発生した6日間の障害に続くものです。
同社は、声明で次のように述べています。「同社は、大切なお客様が最近経験されたサービス停止により、音声、データ、インターネットサービスの提供能力に影響があったことを心よりお詫び申し上げます。このような障害により、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。」
「同社の技術チームは、特にラゴスと南西部でのサービスに深刻な影響を及ぼした昨夜のラゴスのメインデータセンターでの火災事故を含め、停電の根本原因を特定しました。 ラゴス州消防局の迅速な介入により、さらなる被害を防ぐことができたことに感謝しています。」
火災の原因については、明らかにされていません。
ファイバー切断について同社は、火災の前にラゴスのバックボーンリンクでファイバー切断が発生し、国全体でデータ通信ができなくなったと説明しました。また、ラゴスとアブジャで発生した破壊行為により、南西部では全サービスが停止し、北部ではデータ通信サービスの停止を引き起こしました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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