PLDT、米太平洋横断Jupiter Cableシステムを稼働

PLDTは本日、フィリピンから米国および日本への最速の直接データケーブルであるUS-Transpacific Jupiter Cableシステムを正式に稼動させたと発表しました。この最新のケーブルシステムは、フィリピンの国際データ通信容量を大幅に向上させ、フィリピンの経済成長に拍車をかけるために必要なデジタルインフラを前進させるものです。

デジタル化の推進

PLDTは、国内の主要産業のトップ企業、政府の要人、外交パートナーとともに、最新の国際海底ケーブルへの接続を開始しました。「PLDTグループは、政府や民間セクターのパートナーとのダイナミックな相乗効果によって実現した、わが国のデジタル化の進展をリードしていることを誇りに思います」と、PLDTとSmartの社長兼CEOのアルフレッド・S・パンリリオは、イベントのゲストに謝辞を述べました。

全長14,000キロメートルのJupiter Cableは、カマリネス・ノルテ州ダエットにあるPLDTのケーブル陸揚げ局から日本や米国西海岸までフィリピンを直接結ぶ最新の国際ゲートウェイです。フィリピンの通信事業者の間ではすでに国際容量の点で先行していますが、JupiterはPLDTの国際容量を3倍の約60テラビット/秒に引き上げ、業界でのリードをさらに固め、国のデジタル機能を前進させるというコミットメントを強化します。

健全な投資環境、強固なICT能力、利用可能な現地のデータセンターインフラとともに、Jupiterが提供する容量は、世界のハイパースケーラーにフィリピンをアピールし、アジア太平洋の新しいデジタルハブとしての地位を確立することが期待されます。PLDTとSmartのFVP兼エンタープライズ・ビジネス・グループ長のジョジョ・G・ジェンドラノは次のように述べています。

「このマイルストーンは、フィリピンをアジア太平洋地域の次のハイパースケーラー・ハブと位置づけ、フィリピンのハイパースケール・エコシステムを充実させる上で、当社の推進力を大いに強化するものです。また、フィリピンのデジタルエコシステムの主要な構成要素である当社のデータセンターへの国際的なキャパシティを拡大し、投資先としてのフィリピンの魅力を高めることも可能になります。当社のヴィトロ・データセンターのネットワークは、スタ・ロサに建設される最新のものを含め、この成長産業にサービスを提供し、推進するための準備を整えています。」

現在、PLDTは16の国際海底ケーブルネットワークに参加しており、今後2年間に完成予定のアジア・ダイレクト・ケーブル(ADC)とAPRICOTケーブルシステムという2つの主要な国際ケーブルシステムによって、さらに拡大する予定になっています。また、80万3,000kmに及ぶ光ファイバーネットワークは、地域のISPの中で最も広大なネットワークを運営しています。

Jupiterは「オープンケーブルモデル」を採用しており、コンソーシアムメンバーはデータスループットを向上させる技術に投資することで、必要に応じて容量を増やすことができます。つまり、高度な海底線端末設備を統合することで、世界のデータトラフィックが急速かつ指数関数的に増加しても、PLDTはJupiterの容量を拡大することができるのです。

W.Media (  Venkatesh Ganesh  )より抄訳・転載

W.media

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