Telecom Namibiaが Equianoケーブル陸揚げ局を開設
Telecom Namibiaが、ナミビアのスワコプムントにケーブル陸揚げ局を開設し、GoogleのEquiano海底ケーブルの容量を有効にしました。
国営の同通信会社は先月、Sparkleとの契約でEquiano海底ケーブルの容量を確保しました。
Telecom Italiaの子会社であるSparkleは当時、Telecom Namibiaにインターネット容量を追加し、アフリカとヨーロッパを結ぶ多様で低レイテンシなルートを提供すると述べていました。
Equianoケーブルは、ナミビアとポルトガルを経由してヨーロッパを結び、ケープタウンとヨハネスブルグを経由してアフリカ各地を結びます。
このケーブルは、ナミビアに影響を及ぼしている最近のケーブル障害を考慮し、耐障害性を構築するのに役立つと見られます。3月には、MainOne、SAT-3、ACE、WACSの4本のケーブルが、西アフリカ沖の海底地滑りによって損傷を受けました。
Telecom NamibiaのCEOであるStanley Shanapinda博士は、次のように述べました。「私たちはスワコプムントとヨハネスブルグを結ぶEquiano経由の100Gリンクを導入しました。これにより、地上ルートの混雑が緩和され、南アフリカへの遅延が減少し、お客様に最高品質のサービスを提供できるようになりました。また、TNネットワークのパフォーマンスが向上し、ユーザーにとってより高速で、信頼性の高い接続性を提供することができました。」
Telecom NamibiaはSAT-3およびWACSケーブルコンソーシアムのメンバーですが、国内に陸揚げ局があるのはWACSのみです。Equianoケーブルの陸揚げ局は、Telecom NamibiaとParatus Groupが共同で建設し、2023年6月に開通し ました。
また、2023年10月、Telecom Namibiaは、今後5年間で500の通信タワーを建設すると発表しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。