HPE、フィンランドで375ペタフロップスのLUMIスパコンを構築

AMDのCPUとGPUを搭載

HPEは、AMD Epyc CPUとInstinct GPU を搭載する巨大スーパーコンピュータ「LUMI」をフィンランドで構築します。

1億6000万ドルを投じたこのシステムは、FP64精度のピーク性能で550 ペタフロップス 、あるいは Linpack性能で375ペタフロップスに達すると予想されます。もし今日発表されたとすると、それは富岳に続く世界で二番目にパワフルなシステムになります。しかし、2021年半ばに予定されている発表までには、米国が初のエクサスケールスーパーコンピュータを発表すると見られています。

スーパーコンピュータにとって大きな一年

フィンランドのカヤーニにあるCSC (IT-Center for Science) のデータセンターに設置される予定のこのスーパーコンピュータは、EuroHPC(European High Performance Computing)共同事業の下資金提供されています。フィンランドでの運用が終了すると、スーパーコンピュータリソースはヨーロッパ10か国の研究者らが利用できるようになります。

「2021年半ばに運用を開始すると、LUMIスーパーコンピュータは世界で最も競争力があり、また最も環境に優しいスーパーコンピューターの1つになる」とEuroHPCのエグゼクティブディレクターであるAnders Dam Jensen氏は述べています。

「このリーダーシップ級のシステムは、ヨーロッパの研究者、産業、公共部門を支え、複雑な課題をより良く理解し対応し、医療、天気予報、都市及び農村計画などの分野をイノベーションの機会に変えるだろう」

HPEは一方、チェコ共和国で最も強力なマシンとなる15.2ペタフロップスのEuro_I4TIスーパーコンピュータの構築も進めています。

この両方の「HPE Cray EX supercomputer」は、チェコ共和国にある同社のKutná Hora工場で製造されます。

米国でのEXラインナップは、今後リリースされるAurora、Frontier、そしてEl Capitanの3つのエクサスケールシステムとなります。

Data Center Dynamics

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