Nokia、TencentとBaiduのデータセンターにDCIを提供へ

Huaweiに対し、今度は中国で大規模な勝利を収める

ノキアは、中国のハイテク大手TencentとBaiduに向けて光データセンター相互接続(DCI)インフラストラクチャを提供します。

Nokia 1830 Photonic Service Interconnectに基づき、Nokia Photonic Service Engineを実装するNokiaのDCIソリューションは、中国の事業者に対しエッジクラウドアプリケーションのサポートを実現します。

Nokia Greater Chinaの社長Markus Borchert氏は次のように述べています。「我々は中国のウェブスケールの巨人との関係を拡大し続けていく。当社の優れたDCI製品ポートフォリオとフォトニクスおよびSDNコントローラーにおける技術革新は、強力なR&D能力、グローバルなサプライチェーン、および応答性の高いサービスチームと同様、重要である。」

「BaiduそしてTencentとの新しい契約は、中国のウェブスケール市場での当社の存在を強化する。これは、今後数年は繁栄し続けると確信している。」

Huaweiからのシフト

昨年、ノキアは、中国の通信会社大手Huaweiにいくつかの大規模な受注を獲得しました。カナダでは、Bell CanadaとTelusは、以前はHuaweiの採用を計画していましたが、5Gネットワ​​ーク向けでNokiaとEricssonの機器の採用に同意しました。

カナダ政府は現在、Huaweiが自国の5Gネットワ​​ークに関与すべきかどうかを検討しています。米国とオーストラリアは、今後の5G製品でHuawei製の機器をすでに禁止していますが、英国も最近、5Gネットワ​​ークへのHuaweiへの関与を減らす計画を立案しました。

TencentBaiduはどちらも、ソフトウェア、モバイルゲーム、チップなど、これまでHuaweiとのプロジェクトに幅広く取り組んできました。Huaweiは独自のDCIサービスも提供していますが、どちらの会社も、クラウド基盤インフラにNokiaを選択すると見られています。

Data Center Dynamics

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