Oracle、ヨーロッパで千名以上の従業員を解雇か
報告によると、オラクルはヨーロッパの事業全体で1000名以上の雇用を削減するようです。
アイルランド、ダブリンにあるオラクルのイーストポイントビジネスパークキャンパスでは、約200名が解雇される危険をはらんでいます。オランダのアムステルダムとスペインのマラガも、人員削減の影響を受ける可能性がある地域とされています。おそらく、あらゆる潜在的な可能性を考慮に入れると、人員削減は1,000名を超える可能性があります。
The Irish Timesによると、1,300名もの従業員が解雇される可能性があると言います。同紙によると、これはオラクルの四半期収益予測の結果が低かったことが理由のようです。Oracleが昨年11月に発表した文書によると第2四半期の結果が貧弱で、クラウド及びオンプレミスのライセンス収益が7%減少して10億ユーロ(13億ドル)であったと示されていました。
レイオフは、営業、事業開発、ソリューションエンジニアリング部門で実施されると考えられています。尚、従業員は、解雇されたとしても、他の職種に再び応募できると言われているようです。しかし、The Irish Timesは、ある情報筋によると、来週公式通知と補償に関する説明があるだろう、とコメントしています。
オラクルはこの状況に関するコメントは拒否しています。
机を片付けろ
昨年、同社は大規模レイオフで数百名を解雇しました。3月に部門全体を削減し、クラウド事業に注力すると決定し、数百名のOracle社員が解雇されました。
Oracle Cloud InfrastructureのエグゼクティブVPのDon Johnson氏は、 「組織再編成について」という件名のメールを すべての従業員に送信しました。このメールでは、同社が今後Oracle Cloud Infrastructureをどのように展開していくのかについての詳しい説明はありましたが、解雇については言及されておらず、翌朝、 「これが部門とビジネスにとって何を意味するのかの詳細情報を」 収集するよう求めました。
まるで映画のような突き落とし劇で、多くは解雇されました。従業員は、各部門長から、本日がオラクルでの最終日であると通達され、建物から追い出されるのに30分しか与えられなかったといいます。
ある部門は部門全体がまとめて解雇されました。安全な部門はほとんどなく、Oracleはクラウド部門の一部の社員についても解雇を言い渡しました。
It’s not you, it’s me(君がどうこうってわけじゃない)
昨年5月、同社は更に1,000名もの従業員を解雇しています。中国メディアによると、この決定は社内会議で発表されたといいます。
オラクルは、中国の研究開発(R&D)センターを閉鎖し、その過程で数百名を解雇したと伝えられています。
「R&Dセンターは火曜日に閉鎖された。」と匿名を名乗る北京のOracle R&D部門の従業員はGlobal Timesに対し語っていました。
中国R&Dセンター(CDC)は、北京地域で約20年もの間運営され、 深圳、南京、大連の施設での業務を監督しました。従業員数は約1,600名でしたが、従業員の約6割は解雇されました。同社は、中国にはその他5か所のR&Dセンターと5,000名近くの従業員を抱えています。
2017年に、オラクルはサンタクララのハードウェアシステム部門で約450名を解雇しました。Mercury Newsは、米国雇用開発局に書簡が送られた後のストーリーを報道していました。
Data Center Dynamics
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