
バージニア州マナサス近郊のQTSデータセンターで大規模なガス漏れ
プリンスウィリアム郡消防救助隊が現場に出動
バージニア州マナサス郊外のQTSデータセンターが大規模なガス漏れに見舞われました。
Potomac LocalやDC News Nowなどの地元ニュースの報道によると、ガス漏れは現地時間午後2時10分に報告され、プリンスウィリアム郡消防救助隊が9540 Godwin Driveにある施設に出動しました。
消防レスキューのスポークスマンであるMatt Smolskyによると、ガス漏れは8インチのガス管に影響し、「そのサイズの漏れを隔離し、確保するのに時間がかかる 」とのことです。
ガス漏れの原因についての詳細は明らかにされていません。DCDはQTSとプリンスウィリアム郡消防救助局に問い合わせています。
報告によると、現在のところこの漏出に関連した負傷者や避難者は確認されていません。Route 28、フリーダムセンターブルバード、リクスルーレーンなど近隣の道路では交通に影響が出ています。
QTSのマナサスキャンパスでは現在3つのデータセンターが稼動しており、さらに3つのデータセンターが計画されています。最終的には190MW以上の重要な容量を提供する予定です。
同社のWEBサイトによると、既存の3つのデータセンターは、 Godwin Drive9400と9420、9301 Freedom Center Boulevardにあります。
今後発表される3社の所在地は「未定」となっており、おそらく現在開発中のデータセンターで流出が発生したことを示唆しています。
先月末、QTSの創業者でCEOのChad Williamsは、20年間指揮を執ってきた同社を去ることを発表しました。
このデータセンター会社は2003年にカンザスシティで設立され、現在も同市のオーバーランドパーク本社にオリジナルのデータセンターを維持しています。2003年から稼働しており、200kWの電力を供給しています。
その後、同社は大幅に規模を拡大し、2021年に100億ドルでBlackstoneに買収された後、その成長は加速しました。現在では米国内だけでなく、世界中で施設を運営しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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