AT&T、北米全域で一部障害のためダウン~問題の規模はいまだ不明

米東部時間午前4時から、AT&Tに大規模な障害が発生しています。

Verizon、 T-Mobile、 Boost Mobile、 Consumer Cellular、 UScellular、 Straight Talk の各ユーザーはいずれも問題を報告していますが、AT&T加入者に電話をかけられないだけのようです。

911のオペレーターは、この障害によって電話を受ける能力に支障が出ていると警告しています。

「AT&Tからの報告によると、911への電話が郡の公共安全通信センターで受信できない場合があります。緊急通報のために911に電話をしていて、電話に出ない場合は、郡の非緊急回線に電話してください。」

この問題はアメリカとカナダ全域に及んでいるようで、ソーシャルメディア上では、ニューヨーク、ボストン、ワシントン、モントリオール、ホノルル、アトランタ、ヒューストン、ダラス、ロサンゼルス、シアトル、サンフランシスコからのユーザーが報告しています。

AT&Tは、サービス復旧に向けて「緊急に取り組んでいる」と述べました。「サービスが復旧するまではWi-Fi通話を利用することを勧めます。」

Kentikのインターネット分析ディレクターである Doug Madory は、Xで次のように述べています。「今日のAT&Tの障害は、あるデバイスには影響し、他のデバイスには影響しなかった(時には1つの世帯内で)という事実は、これがBGP(または太陽フレア、サイバー戦争など)ではなく、AT&Tによる何らかの誤ったメンテナンスの推進であることを示唆している。」

更新情報:午前10時15分(米東部時間)現在、「ネットワークの4分の3が復旧した」とAT&Tは述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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