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OVHcloud、グローバルバックボーンに影響を与える障害でダウン

少なくとも、今回は火事ではない

フランスのコロケーション/クラウド事業者のOVHcloudが、世界的な障害に見舞われています。

今年初め、OVHはデータセンターの1棟を焼失し、大規模障害とデータ損失を引き起こしました。同社はまた、今年後半に47億ドルのIPOを予定しています。

更新情報:障害は1時間以上続きましたが、サービスは徐々に回復してきているようです。尚この障害は、UTC7:00頃に、メンテナンス時の再設定エラーにより発生した模様です。

この障害により、OVHcloudのステータスページもダウンしました。

OVHの創業者であるオクターブ・クラバ氏は、「DCからVHへのネットワークの再構成中に人為的なミスがあったため、バックボーン全体に問題が発生した」と述べています。

「我々は、DC VHを隔離してからconfを修正するつもりだ」

また、「ここ数日、 DDoS 攻撃の強度が著しく高まっている。我々は、DC VH(US-EST)に新しいインフラを追加することで、DDoS処理能力を高めることにした。ルーターの設定不良により、ネットワークの障害が発生しました。” 今週、Microsoft Azureは、世界最大規模のDDoS攻撃を軽減し、2.4Tbpsのトラフィックの攻撃に耐え、サービスに影響を与えなかったと発表しました。


3月10日、OVHcloudのストラスブール・キャンパスで発生した火災事故は、SBG2データセンターを全焼させ、他の3つの施設も使用不能となり、そのうちの1棟は永久に使用できなくなる事態となりました。

このストラスブールの火災事故により、約65,000人のユーザーが影響を受け、その多くがデータやビジネスを失いました。この事件は、IPOの見通しにダメージを与える可能性があります。ただし、OVHcloudは、保険会社や他の当局と協力し、IPO実施後の2022年までは、火災の原因の全容を明らかにできないとしています。尚、当初の報告では、火災はUPSシステムから発生したのではないかと言われていました。

この火災により、同社は1億500万ユーロ(1億2200万ドル)以上の損害を被ると予想されています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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