サムスン、テキサス工場の操業停止で3億6,000万ウォンの損失が発生

大寒波によるシャットダウンは71,000枚のウェハーに影響

サムスンは、2月に米国テキサス州で起きた大寒波「Uri」の影響で、オースティンにあるS2工場の操業停止を余儀なくされ、3〜4千億ウォン(2億7〜3億6千万ドル)の損失を出したと発表しました。

過少な投資と規制の不備により、送電網が寒波に対応できず、計画停電を余儀なくされ、工場だけでなく何百万人ものテキサス州民に影響を与えたのです。

チップ開発は複雑で脆い性質を持っているため、工場は停電の間に影響を受けただけでなく、フル稼働に戻るまでに1ヶ月以上を要し、その結果、およそ71,000枚のチップが影響を受けたと同社は説明しています。

今年の新規チップ生産量

この障害は、NXPやInfineonの工場にも影響を与えました、そしてその後すぐに、日本のルネサス工場で火災事故が発生するという事態も発生しました。これら一連の事故は、深刻な半導体供給不足に拍車をかけ、世界的な半導体不足は何年も続くと考えられています。

このようなチップ需要の高まりに対応するため、サムスンは今週、平沢(ピョンテク)の生産ラインで5nmおよび7nmの製品の量産を間もなく開始すると発表しました。

サムスンのインベスター・リレーションズ(IR)のEVP ベン・スー氏は、次のように述べています。「このような状況に対応するため、当社は現在の生産能力の効率を最大化することに注力している…また、平沢第2ラインを拡張し、下半期には本格的な稼働を開始する予定である」

また、サムスン・ファウンドリー(Samsung Foundry)のVPハン・スンフン氏は、次のように補足しています。「平沢第2ラインのフル稼働により、先端プロセスを中心とした積極的な供給拡大で顧客の需要増に対応する予定だが、グローバルな顧客基盤の拡大と、HPCネットワーク、自動車などのアプリケーション内での多様化により、将来の成長基盤の確保に努めていく」

同社は、下半期はDRAMの価格上昇が続き、NANDチップの需要が供給を上回るとだろうと予想しています。

Data Center Dynamics

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