イタリアのコロナ封鎖、SuperNAPの動き【特集】
イタリア国内の送電網がダウンする可能性は低いとみられていますが、同社が「最高の レジリエンス (復元)力を保証する」ために、3つの独立して色分けされた電源で構成される電力システムを備えていると述べています。
Gutman氏は次のように言います。「電力が完全ロスした場合、施設全体で最大80時間の連続運転を保証するいくつかの緊急用DCCPジェネレータを装備している。(60%の負荷に対して、270ℓ/時の燃料消費)更に、燃料補充について6時間以内の到着、必要に応じて継続するディーゼルサプライヤとの契約をしています。」
同時に、人々が直接の交流からオンラインへ移行し、データセンターの利用頻度が増えてきています。「ここ数週間で、消費電力とインターネットトラフィックが約15%増加した」とGutman氏は言います。 「当社データセンターは数メガワットの容量を持つため、これらの要求に迅速に対応できる。」
CEOのSherif Rizkalla氏は次のように付け加えています。「イタリアのビジネスは止まっていないが、別の方式へと移行している。データセンターの世界で、我々は消費と帯域幅のわずかな増加でこの事を確認している。」
「SuperNAPは、事業継続性と100%のアップタイムを持って危機に直面する準備ができている。我々は、構造的にも技術的にもそうするのに最も適しており、このパンデミックの中、我が国を可能な限り保護するためリモートワークをサポートし、運用を維持していく。」
パンデミックがどのようにイタリアや世界全体に影響を及ぼし続けるかは明らかではありません。「人々が学習していることを願っている。」とGutman氏は言います。 「(イタリアで起きていることについて)多くの批判があるが、それほど簡単な事ではない。ほんの数週間前、一部の人々は混乱していて、「本当にそんなに悪い状況なの?」と言っていたが本当に今そうなっている。もっと真剣に受け止めてください。」
しかし、Gutman氏はパニックについての警告もしています。「ここイタリアで私たちが世界に伝えたいメッセージは、誰もができることをしている、ということだと思う。業務は停止していません。それは黙示録などではありません。私たちは在宅勤務とスマートワーキングでこのクレイジーな実験を行っており、できる限り前進し、克服するために協力し取り組んでいる。」
Data Center Dynamics
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