Equinix, 49億ドルのグリーンボンドを建築・効率化プロジェクトに充当
Equinix(以下、エクイニクス)は、49億ドルのグリーンボンドを発行し、米国のグリーンボンド発行額のトップ10入りを果たしました。
この債券は、105拠点172棟のグリーンビルディングプロジェクトと33件のエネルギー効率化プロジェクトに充当される予定です。
エクイニクスは2020年にグリーンボンドの発行を開始し、2022年には12億ドルのグリーンボンドを発行したと発表しています。
同社はGreen Finance Frameworkを設け、2件の電力購入契約(PPA)を締結し、最大225MWの再生可能エネルギーを導入し、年間38万3,300トンのCO2排出量の削減を見込んでいます。
グリーンボンドが適用されたプロジェクトのひとつは、バージニア州アッシュバーンにあるエクイニクスのCIF(Co-Innovation Facility:共同イノベーション施設)で、この施設では、Direct-to-Chip液冷技術など、先進的な電力、冷却、制御方法の試験運用が行われています。
同社はまた、ドイツのアッシュハイムにあるMU4 IBXデータセンターにハイブリッド冷却技術と持続可能なエネルギー貯蔵システムを導入する際にもグリーンボンドを利用しました。
エクイニクスのコーポレートファイナンス&サステナビリティ担当SVPであるKatrina Rymill氏は、次のように述べています: 「エクイニクスは、グリーンボンドを、当社の事業の持続可能性を高める大規模プロジェクトの資金調達や資金調達のための貴重な手段と考えています」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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