マイクロソフト、20億ドル規模のデータセンター設立に向けてインドのテランガーナ州政府と交渉中
マイクロソフト社は、20〜22億5千万ドル以上を投じた同社最大級のデータセンター設立案について、テランガーナ州政府と協議中であることが、開発関係者の間で先週木曜日に明らかになりました。
協議が順調に進めば、これは同社の米国外での大規模な投資の一つになると報道されています。
テランガーナ州の IT産業大臣 KTラーマ・ラオは、数ヶ月前にマイクロソフト社の上級管理職との対話を開始し、議論のプロセスを開始しました。
さらに、今年中に少なくとも10カ国でデータセンターを増設することを視野に入れており、当面は毎年50から100の新設をするペースで進んでいると、同社のクラウドインフラ構築・運用チームを率いるマイクロソフト社副社長のノエル・ウォルシュ氏が先に述べたと報じられています。
インドのデータセンター・インフラストラクチャー・ソリューションとサービスプロバイダーであるPrasa社は、4件のプロジェクトを獲得しました。
ISO 9001 – 2015認証を取得している同社は、第1四半期(4月~6月)にバンガロール(カルナタカ州)で3プロジェクト、ムンバイ(マハラシュトラ州)で1プロジェクトを獲得しました。
タミル・ナードゥ州政府は火曜日、シンガポールのCapitaLand社とWebWerks社と、アンバトールに2つのデータセンターを設置するための1,900ルピーの覚書を締結しました。
W.Media主催の南アジアクラウドセキュリティマーケットインサイトイベントでは、「政府によるクラウド導入-課題と機会」と題した基調講演を行いました。テランガナ州政府ITE&C局先端技術とOSD担当ダイレクター、ラーマ・デヴィ・ランカ氏は次のように述べています。
「テランガーナ州では、データセンターへの投資を促進するために、インドで初めてのデータセンター政策を開始しました。このデータセンター政策の一環として、データセンターキャンパス用の専用地、無停止電力供給を可能にするデュアルパワーグリッドへのアクセス、バックアップ電源に必要なオプションなど、幅広いインセンティブを提供しています。 また、高速ファイバーネットワークへのアクセスや、冷却用水の利用も可能です」
「私たちは、主要プロジェクトのために、独自のインセンティブパッケージを用意しています。これらのインセンティブにより、さまざまな企業がテランガナ州やハイデラバード(テランガーナ州の州都)にデータセンターを設置しています。主な投資先としては、AWSやRelianceなどがあります」。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。