AWS、南米の衛星地上局を立ち上げ
AWSは、同社のSouth America(ブラジル・サンパウロ)リージョンにチリのプンタアレナスのAWS Ground Station(衛星地上局)を接続したと発表しました。
2019年にサービスを開始して以来、今回が10番目のAWS Ground Stationとなります。同社は現在、米国(オレゴン、オハイオ、ハワイ)、バーレーン、スウェーデン・ストックホルム、アイルランド、オーストラリア・シドニー、南アフリカ・ケープタウン、韓国・ソウルにアンテナを設置しています。同社は、近日中にさらに多くのリージョンを発表する予定であると述べています。
「プンタアレナスへの拡張により、衛星保有企業や事業者らは、衛星に接続し、宇宙のワークロードをより高い頻度で処理できるようになる」と、同社はこのニュースを発表した記事の中で述べています。「南半球に追加されたAWS Ground Stationは、地球低軌道(LEO)衛星のコンタクト時間を短縮する」
マイクロソフトは最近、ワシントン州のクインシーデータセンターに同社初となるコロケーション衛星地上局を公開し、SES社(衛星通信事業者)はマイクロソフト施設にさらに3か所配置する計画があると述べています。
Googleについては、同社のStarlink衛星コンステレーションにSpaceXの地上局をホストする予定だと伝えられています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。