カナダの5GネットワークでHuaweiとZTE製品使用禁止へ
カナダはファイブアイズ(Five Eyes)の他の同盟国に続いて、中国企業であるHuaweiとZTEの機器を4Gと5Gネットワークで使用することを禁止しました。
「カナダ政府は本日、カナダの通信サービスプロバイダーがHuaweiとZTEの製品とサービスを5Gネットワークに展開することを禁止する意向を発表している 」とカナダ政府は今週、声明で述べました。
カナダはすでに、3G/4GおよびLTEネットワークの機密エリアからHuaweiとZTEを排除しており、政府は2社の新しい5G機器とマネージドサービスの使用を禁止し、既存の5G機器とマネージドサービスは2024年6月28日までに除去または終了しなければならないとする電気通信法の修正を導入すると述べています。
同様に、HuaweiとZTEの新しい4G機器とマネージドサービスの使用は禁止され、既存の4G機器とマネージドサービスは2027年12月31日までに撤去または終了することとしています。
Huaweiのアメリカ地域担当副社長Alykhan Velshi氏は、CBCの取材に対し、「我々は3年前からこれを予測していた」と述べています。「この結果には失望していますが、政府が発表したのは法案を提出する意向ですが、今はHuawei製品を販売するための禁止事項はありません。」
Five Eyes情報同盟の他の4つのメンバーであるアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドは、すべて以前に同様の禁止令を導入し、問題の機器を交換するための「総入れ替え」(リップ・アンド・リプレース)イニシアチブを実施しています。
Francois-Philippe Champagne 産業相は記者団に対し、中国製ベンダーからの機器の交換について、企業には払い戻しが行われないだろうと述べています。
保守党のMicheal Chong議員は「トルドー政権がHuaweiを禁止するのに、3年以上かかるはずがない」とツイートしています。「CSISのDavid Vigneault所長は、2018年12月初旬にHuaweiの脅威について政府に公然と警告しています。」
2020年、BellとTelusの両社は今後5GネットワークにHuaweiの機器を使い続けないことを発表しています。BellはEricssonに移行し、TelusはEricssonとNokiaの組み合わせで行くとしました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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