ソフトバンク、震災の影響で日本での3Gサービス停止を延期
当初の予定では3Gネットワークは今月末に廃止
日本の通信事業者ソフトバンクは、このたびの地震の影響により、3Gの切り替えを延期しました。
同社は声明で、サービス終了日を2024年4月15日に延期したことを明らかにしました。
当初は、サービス終了日を2024年1月31日としていました。
「3Gサービスの終了を2024年1月31日に予定していましたが、このたびの地震の影響により4G/5Gサービスへの移行手続きが困難になっているお客さまの状況を踏まえ、3Gサービスの終了を2024年4月15日へ延期します 」と、ソフトバンクは声明を発表しました。
「 今後の状況を踏まえて、被災地のお客さまを対象に終了日をさらに延期する場合は、決まり次第お知らせします 」
1月1日、能登半島でマグニチュード7.6を記録する地震が発生しました。
この地震により、これまでに232人の命が奪われ、建物が倒壊し、大火災が発生しました。負傷者は1,000人を超え、現在も21人が負傷している状況です。
ソフトバンクは、2024年4月16日にすべての3Gプランがキャンセルされると発表しました。
国内のライバルであるKDDIは、スペースXの子会社であるStarlinkと協力し、震災後のインターネットサービスの復旧に取り組んでいます。
KDDIは2022年3月に3Gネットワークを終了しました。
世界中の通信事業者が3Gネットワークの廃止を選択し、代わりに4Gや5Gネットワークの拡張を優先しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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