Penta Infraがデンマークのコペンハーゲンに20MWのデータセンターを建設

デンマークで2番目の施設となる予定

ヨーロッパのデータセンター会社Penta Infraは、デンマークのコペンハーゲンに新しい施設を開発中です。

同社は今週、20,000平方メートルのデータセンター用に開発され20MWのIT負荷を提供する用地の取得を発表しました。正確な場所や、開発スケジュールは明らかにされていません。

Penta InfraのBob Sprengers最高経営責任者(CEO)は、次のように述べました。 「コペンハーゲン首都圏に、新しい最先端のデータセンターを建設する計画を発表できることをうれしく思います。コペンハーゲンの強力なグローバル接続性と、再生可能エネルギーの目覚ましい進歩は、同社の長期戦略に完全に合致しています。コペンハーゲンのデジタルインフラと、持続可能なイニシアチブを活用することで、信頼性の高い高速データソリューションに対するグローバル顧客の高まる需要に応える態勢が整いました。」

これは、デンマークの首都における同社の、2番目の施設となります。同社は2021年に、ITサービス企業のSentiaからコペンハーゲンのグロストラップデータセンター(現在はCPH1として知られている)を買収しました。Sentiaは2016年に、データセンターを買収しました。1,000平方メートルの敷地に1.6MWの電力を供給しています。

Penta Infraは、新しいデータセンターから発生する熱を再利用することを目指しており、同社初のコペンハーゲンのサイトではすでに約1,500世帯に熱を供給しています。

同社は2015年に設立されたPhoton Capitalのポートフォリオ会社で、現在ドイツ、フランス、デンマーク、ベルギー、オランダで12のデータセンターのポートフォリオを運営しています。

Photon CapitalのパートナーであるIgor Josephus Jittaは、「コペンハーゲンに2つ目のデータセンターを開発したことは、当社の投資先であるPenta Infraがまた新たな目覚ましいマイルストーンを達成したことを祝うものです。今回の買収により、Penta Infraはデータセンター業界のリーディングカンパニーとしての地位をさらに強固なものにしました。私たちは、Penta Infraの成長軌道を前進させるため、ヨーロッパ全域でさらなる買収を積極的に進めています」と語っています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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