ニカラグアの国立大学評議会がデータセンターを開設

Huaweiと協力

ニカラグアの国立大学評議会(CNU)がマナグアにデータセンターを開設しました。

Huaweiとの協力により、このプロジェクトには1億2,000万コルドバ(320万ドル)以上が投資され、同国の教育情報システムを変革します。

設置の仕様は公開されていません。

TN8の報道によると、CNUのRamona Rodríguez会長は次のように述べたようです。「私たちが締結した協定には目的があります。それは、情報を共有し、支援を提供し、学生、教職員、事務職員のための情報通信技術の統合に向けた組織戦略を構築することによって、CNUの大学の能力を強化、向上させることです。」

Huaweiのビジネス・ソリューション・マネージャーであるOscar Felipe Sevillanoは、「このデジタル変革プロジェクトは、大学の現在のニーズだけでなく、AIシステムを含む将来のトレンドもカバーし、適応性のある教育を可能にします」とコメントしました。

また、同氏は、CNUはネットワーク機器とともに、各大学にデータセンター・インフラを設置する計画だと付け加えました。

国営のCNUは 1990 年に設立され、ニカラグア全土の11大学が加盟しています。

Huaweiは2023年以降、ラテンアメリカへの投資に力を入れています。同社は現在、この地域にブラジル、チリ、メキシコの3つのクラウドリージョン、およびアルゼンチンとペルーの2つのリージョンを展開しています。Huaweiはまた、ニカラグアをはじめとする中南米諸国に、新たなコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を追加する計画も発表しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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