VertivがBSEからターボ冷凍機の技術と資産を買収
中国子会社が規模を拡大
Vertivの中国子会社は、BiXin Energy Technology Co.(BSE)からターボ冷凍機 (セントリフューガル チラー)の技術と資産を買収しました。
2010年に設立されたBSEは、冷凍機、ヒートポンプ、熱回収ソリューション、エアハンドリングユニットのメーカーです。
VertivのCEOであるGiordano Albertazziは、次のように述べています。「今回の買収は、成熟曲線の初期段階にある技術をポートフォリオに加えるという当社の資本配分戦略をサポートするものです。」
「BSEのソリューションと技術は、Vertivの既存の冷凍機ポートフォリオを補完・強化するものであり、ハイパフォーマンスコンピューティングとAIをサポートするために増大する空冷・液冷需要への対応を支援するものです。」
BSEの主力製品には、オイルフリー、磁気軸受式遠心水冷および空冷チラーがあり、ポンプ式冷凍経済化技術により、最大5.5MWの冷却能力をサポートします。
Vertivは今年初めからBSEと提携し、中国およびアジア全域の既存顧客向けにVertivブランドの製品を製造しています。
BSEのCEOであるYork Zhaは、次のように述べました。「我々はVertivとの素晴らしいパートナーシップを享受しており、同社の一員となることを楽しみにしています。」
「当社のポートフォリオとVertivのポートフォリオを組み合わせることで、世界中のデータセンター顧客に高効率で信頼性の高い冷凍機および熱回収・再利用ソリューションを提供できることを嬉しく思います。」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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