
Telehouseがパリキャンパスで3MWの拡張を完了
Magny 2データセンターに液冷能力を追加
コロケーション会社のTelehouseは、フランス・パリのキャンパスに新しいデータセンターを完成させました。
同社は先日、TH3 Paris Magnyキャンパス内にあるMagny 2データセンターの新たなフェーズの完成を発表しました。この拡張により、2,000平方メートルにわたって3MWの液冷容量が追加されます。
Telehouse ParisのCEO兼ゼネラルマネージャーであるSami Slimは、次にように述べています。「AI革命が進行中であり、私たちの社会とビジネスの未来を形作る前例のない技術的進歩です。しかし、この革命は単なる技術的なものではなく、主権的なものでもあります。AI主権とは、グローバルテックジャイアンツから国家が独立し、安全性、透明性、自律性を確保することです。この挑戦は、主権AIプラットフォームを提供するAntemetaや、信頼できるクラウドサービスでフランスをリードする3DS Outscaleなど、当社の顧客企業によって支えられています。」
2022年10月に初めて発表され、その1年後に稼働を開始したMagny 2の開発は、フルビルドアウト時に5つのデータホールで構成され、12,000平方メートルのITスペースに18MWを提供します。このキャンパスは、EADSの旧軍事施設です。
1988年に設立され、日本のKDDIが所有するTelehouseは、米国、英国、フランス、ドイツ、中国、シンガポール、ベトナム、日本を含む世界15都市で事業を展開しています。
Telehouseは、7,000平方メートルのTelehouse Paris Voltaire拠点も運営しています。今年初め、10億ユーロ(11.4億ドル)のフランス投資計画を発表し、マルセイユ近郊に新たなデータセンターを建設するほか、フランスの既存拠点でも拡張を計画しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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