
IIJが千葉県白井のデータセンターを拡張
1,000ラックを増設
IIJが東京の東、千葉県白井市にある白井データセンターキャンパスを拡張します。
「3期棟」の拡張工事では、約1,000ラック、10MWの容量が追加され、最大25MWまで拡張可能となります。この施設は現在、約1,800ラック、20MWの容量を提供しています。
着工は今年6月1日、運転開始は2026年度中を予定しています。
約4万平方メートル(43万平方フィート)の施設は2019年に建設され、2023年に最初の拡張が行われました。しかし、IIJは2026年までにセンターが最大容量に達すると見積もっています。
このデータセンターは空冷式で、敷地内の太陽光発電を利用しています。
千葉は魅力的なデータセンター市場となっており、NTT、Stack、Digital Realtyがこの地域に進出しています。
1992年に設立されたIIJは日本初のISPで、日本国内に約17拠点、海外にも5拠点を展開しています。
同社はモジュラーコンテナとマイクロデータセンター(MDC)サービスも提供しており、後者においてはZellaDCと提携しています。このパートナーシップは日本とアイスランドでMDCを運営しており、ケニアでもMDCを展開する可能性を検討しています。
2023年、KDDIはIIJの株式11.5%を取得しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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