
Digital Realtyがナイジェリアに2MWのデータセンターを開設
ラゴスに新しい施設を拡大
コロケーション大手のDigital Realtyが、ナイジェリアに新しいデータセンターを開設しました。
同社は今週、ナイジェリア・ラゴスのレッキ地区に最新のデータセンター「LKK2」を開設したと発表しました。
LKK2は、約1,205平方メートル(13,000平方フィート)のデータホールスペースにわたり、約2MWのIT容量を提供します。この施設は、既存のLKK1施設と相互接続されており、LKK1は2Africa海底ケーブルの陸揚げ局として機能しています。
また、LKK2はラゴスのビクトリア島にある既存のデータセンターLOS1およびLOS2とも接続される予定です。
Digital RealtyナイジェリアのマネージングディレクターであるIke Nnamaniは、次のように述べています。「LKK2は、アフリカのデジタル変革を支援する当社の取り組みにおける重要なマイルストーンです。ナイジェリアおよびアフリカ全体への継続的な投資は、グローバルな相互接続を可能にし、地域および世界の企業に未来対応型のインフラを提供するという当社のコミットメントを示しています。」
Digital Realtyは、2021年にナイジェリア市場に参入し、アフリカのインフラ投資会社Pembani Remgro Infrastructure FundとともにMedallion Data Centresを買収しました。当時、ラゴスと首都アブジャに2つのデータセンターを運営していました。
現在、LOS1は200平方メートル(2,150平方フィート)で2MWの容量を提供しており、LOS2は2023年に同じキャンパス内の8 Saka Tinubu Streetにて680平方メートル(7,300平方フィート)の施設として開設されました。
Medallionはその後、Digital Realtyにブランド名を変更しました。
ラゴスでは、WIOCCのOADC、EquinixのMainOne、Kasi Cloud、Airtel、MTN、Rack Centreなどもデータセンターを運営または開発中です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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