
Harrison Street、メリーランド州のスケルトンデータセンター2件を売却
GI Partnersがハイパースケール向けに賃貸済みの物件の買い手と報じられる
投資会社Harrison Streetは、メリーランド州に所在する2件のデータセンター物件を売却しました。
Harrison Street Asset Management(HSAM)が今週発表したところによると、対象資産はボルチモア郊外の約95エーカーの敷地に位置する、合計218,000平方フィート(約2万2,252平方メートル)超のハイパースケール向けスケルトン*データセンター2棟です。
*スケルトン:翻訳注 原文powered shell
建物の外装(シェル)と電力・通信回線などのインフラのみが整ったデータセンターを指す
EmersonおよびSandy Farmsとして知られるこれらのサイトは、クラウドおよびコンピューティング関連の契約に対応するために開発されており、現在はフルリース(全棟貸し)の契約済となっておりテナント稼働中です。
詳細は明らかにされていませんが、Commercial SearchとTradedの報道によると、これらはGI Partnersに総額2億2,190万ドルで売却されたと報じられています。郡の登記記録によれば、Capital One Bankが1億1,300万ドルの買収ローンを提供しました。
両報道によると、売却された物件は、アナランデル郡Severn 7665 Sandy Farm Roadと、プリンスジョージズ郡Laurel 9800 S. Eternal Rings Driveに位置しています。
Harrison Street Asset ManagementのNorth America Transactions Group共同責任者であるMichael Borchettaは、「フルリース状態の2つのハイパースケール向けスケルトンデータセンターキャンパスの所有権の売却を無事に完了できたことを大変うれしく思います。データセンター投資や運用集約型のクラウド需要が引き続き拡大する中で、安全なデジタルインフラへのニーズに応える資産は、今後も安定的かつ長期的に追い風を受けることが期待されます」と述べました。
HSAMは2020年、ハイパースケールユーザーとの事前賃貸契約を条件にEmersonおよびSandy Farmsプロジェクトを取得し、開発を開始しました。主導的なデベロッパーはOppidan Connectです。これらのキャンパスは将来的な拡張に対応できる設計となっており、長期的な開発計画が進められています。
Harrison Streetは、インフラ、不動産、クレジット戦略において1,080億ドル以上の運用資産を持つグローバルなオルタナティブ投資運用会社です。HSAMによると、2018年以降、同社のデジタル投資プラットフォームは、これまでにスケルトンデータセンター、キャリアホテル、コロケーション施設、ダークファイバープラットフォームに65億ドル以上を投資してきました。
2001年に設立されたGI Partnersは、470億ドル以上の運用資産を保有しています。同社はDigital Realtyを設立後に売却した実績があり、現在は複数のデータセンターに出資しているほか、米国の通信事業者であるLightEdgeやFlexential、さらに複数の接続事業者も所有しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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