AWS、ボストン、ヒューストン、マイアミで新たなローカルゾーンの提供を開始

さらに12都市でローカルゾーンを計画、人口集積地で低遅延アプリケーションを提供

AWSは、ボストン、ヒューストン、マイアミの3都市で、新たにAWS Local Zones(ローカルゾーン)の一般提供を開始すると発表しました。

ローカルゾーンは、 レイテンシ に敏感なアプリケーションのために、人口集中地区の近くで厳選されたAWSサービス(コンピュート、ストレージ、データベースなど)を提供します。各ローカルゾーンは、特定の親 リージョン の子であり、リージョンのコントロールプレーンによって管理されます。3つの新たなゾーンの親リージョンは、バージニア州北部のUS Eastとなります。

AWSは2019年にロサンゼルスでこのサービスを開始し、2020年8月に同市内に2つ目を追加しました。新たな3つのゾーンは、12月からプレビューが開始されています。

AWSは現在、4都市で5つのローカルゾーンを展開しており、今年後半にはアトランタ、シカゴ、ダラス、デンバー、カンザスシティ、ラスベガス、ミネアポリス、ニューヨーク、フィラデルフィア、フェニックス、ポートランド、シアトルに更に12のローカルゾーンが追加される予定です。

AWSはローカルゾーンの利用ユーザとして、製薬会社の武田薬品、NoSQLクラウドデータベースのCouchbase、ゲーム会社のEdgegap、Masomo、Ubitus、Supercellなどを挙げています。

Data Center Dynamics

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