Metaがミシガン州で112MWの風力発電PPAに調印

Facebookを運営するMeta社は、ミシガン州のLiberty社と新たに風力発電の電力購入契約(PPA)を締結しました。

Algonquin Power & Utilities Corp.傘下のLibertyは今週、ミシガン州で新たに112MWのDeerfield II風力発電プロジェクトでMetaと「協力」することを発表しました。

同社はDeerfield II風力発電プロジェクトの開発、エンジニアリング、建設、所有、運営を行います。2022年4月に着工し、2023年に稼働予定です。

ミシガン州ヒューロン郡に位置し、同社の Deerfield I風力発電施設に隣接しておりLiberty社はこのプロジェクトに約2億ドルを投資します。長期契約では、Meta社がこの場所から100%のエネルギーを取得することになっています。

Algonquin の最高開発責任者ジェフ・ノーマンは、次のように述べています。「風力・太陽光発電への投資は、当社の成長プログラムにおいて重要な流れであり、Metaとの既存のパートナーシップをさらに拡大できることを大変うれしく思っています」。

「当社は、グローバルに考え、ローカルに行動することをモットーとしています。Altavista solarやDeerfield IIのようなプロジェクトは、100%再生可能エネルギーでMetaの事業をサポートしながら、周辺地域に貢献するという、2つのレベルのインパクトを与えることができます。」

Meta社はミシガン州では施設を運営していません。ミシガン州とヒューロン郡に最も近いデータセンターは、イリノイ州のデカルブ施設とオハイオ州のニューアルバニーデータセンターで、それぞれ300マイル以上離れています。

「2020年以降、当社のグローバル事業は100%再生可能エネルギーによって支えられており、当社が成長を続けるにつれ、新たな再生可能エネルギーをグリッドにもたらす強力なパートナーシップを持つことがますます重要になっています」と、Metaの再生可能エネルギー責任者ウルヴィ・パレク氏は付け加えました。「私たちは、私たちの事業をサポートするために、この112MWをグリッドに導入するためにLibertyが行ってくれた仕事に感謝しています。」

Liberty社の親会社である Algonquin Power & Utilities Corp 社は、4GW以上の再生可能エネルギー設備を所有、運営、純持分を有しています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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