Microsoft、イタリアのクラウドリージョンに15億ドルの投資

ロイター通信によると、マイクロソフトはイタリアミラノに クラウド リージョン を立ち上げるために15億ドルの投資を行います。

マイクロソフトは2月に、新データセンターの開設と同時に、ポーランドの事業に対し10億ドルを投じるとともにヨーロッパでの投資を行うと宣言しました。更にTelefónicaとのパートナーシップを通じて、スペインで新たなクラウドリージョンを計画しているとの発表もありました。

Ambizione Italia

通常、マイクロソフトにとって、リージョン開設は、地域住民のスキルアップと共に、地域顧客にサービスへの容易なアクセスを提供するための5か年計画と組み合わされています。同社はまた、その基盤を活用し、郵便サービス会社Italian Postのデジタルトランスフォーメーションを加速させようとしています。

今回の発表は、2018年にマイクロソフトが立ち上げたAmbizione Italia :Dig​​ital Restart と呼ばれるプログラムに続く動きとなります。Telecom Paperの報告によると、同社はこの新たなクラウドリージョンが1万人を超える雇用を生み出し、2024年末までに直接および間接的に約90億ドルの経済効果を期待しているようです。

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マイクロソフトの発表は、Giuseppe Conte首相の次のコメントと共にイタリア政府からの歓迎を受けています。「再びイタリアは、投資、イノベーション、開発誘致のハブ拠点であることが認識された。中小企業向けのクラウドサービスとデジタルスマートワーキングプログラムを備えたマイクロソフトのイニシアチブは、イタリアがこの方向に向けて更なるスピードで前進していくのを確かに手助けしてくれるだろう。マイクロソフトが目指す新たなサステナビリティアライアンスは、国家のグリーン・ニューディール政策にとってもこの上なく重要である。」

また、Paola Pisano技術相は、「デジタル化、イノベーション、倫理的かつサスティナブル(持続可能)な開発といった3つの課題に対処することで、デジタル及びテクノロジーの変革に向けて我が国を方向付ける必要がある。」と述べています。

※上記コメント双方とも、先週金曜日に発表されたマイクロソフトのプレス発表記事から引用

尚、イタリアへの投資はマイクロソフトだけではありません。先週、AWSもミラノにクラウドリージョンを開設し、 3月にはGoogleはTelecom Italiaと提携を結びイタリア国内のクラウドビジネスを拡大しています。

Data Center Dynamics

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