NTT子会社e-shelterのフランクフルト第一データセンター拡張工事が始まる

ドイツ国内8番目の施設

欧州のデータセンター事業者とNTTコミュニケーションズの子会社e-shelterは、フランクフルト第一データセンターの8回目の拡張工事に着手しました。今回建設される8番目のH棟が完成すれば、技術スペース7,100平方メートル、電力容量17MWが追加され、これによりデータセンターの総面積は6万平方メートル、電力容量は120MWにまで拡張されることになり、この調達には1億ユーロ(1億1,700万米ドル)が投資されました。

信頼の拠点

e-shelterの創設者R.リットヴェルガー氏は開会式で語りました。「ここはドイツ経済の未来が生まれる場所です。2017年、e-shelterは総額2億5000万ユーロを投資しました。欧州全域でさらなるデータセンターの構築、運用、保守を計画していますが、我々は常に大きな展望をもっています。我々は、間違いなく、有力企業やクラウド事業者の信頼を得ることになるでしょう!」

フランクフルト市長P.フェルトマン氏は、「世界最大のインターネット・ハブ(データスループットで測定)があるフランクフルトは、今や新しいデジタル・ストリームのインフラ中心地となっています。e-shelterは重要な会社です。e-shelterのデータセンターがドイツのデジタル化のバックボーンを形成しているのですから。創立17年のe-shelterは今や欧州におけるリーダーです。国際都市フランクフルトで存在感を示しているだけではありません」と付け加えました。

e-shelterは、ドイツ、オーストリア、スイスのドイツ語圏で合計面積およそ90,000平方メートルのデータセンター施設と電力容量300MWを運用しています。

– Data Center Dynamics
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