
Google Cloud、Ampereチップを搭載した初のArmベースのVMを発表
AWSやAzureに並ぶ
Google Cloudは、Microsoft AzureとAmazon Web Servicesに続き、同社初のArmベースの仮想マシンの提供を開始しました。
Tau T2A VMは、Microsoft Azure、Tencent、Equinix Metal、オラクルでも採用されているAmpere Altra Armベースプロセッサを使用しています。
AmpereによればGoogleに搭載されているAltra Cloud Native Processorsは、現世代のx86 VMを最大31%上回り、オンデマンドプライシングガイダンスを用いて、電力使用量が少ないため、価格性能で最大65%リードしています(メモリとストレージコストは含まれておらず、これらは両者で同じです)。
Google Cloud Tau Ampere AltraベースのT2A VMは、現在Google Cloudのいくつかのリージョン(米国中部のus-central(アイオワ州、ゾーンA、B、F)、ヨーロッパのeurope-west4(オランダ、ゾーンA、B、C)、アジアのasia-southeast1(シンガポール、ゾーンB、C))でプレビュー中で、今後数ヶ月で一般提供予定です。T2Aは、最大48のvCPUを搭載したさまざまな構成で提供されます。
Google CloudのプロダクトマネジャーのSubra ChandramouliとJamie Kinneiは、このように述べています。「T2A VMは、卓越したシングルスレッド性能を魅力的な価格で提供し、スケールアウトやクラウドネイティブのワークロードに理想的です。」
「開発者は、ワークロードのテスト、開発、実行に最適なアーキテクチャを選択することができるようになりました。」
Googleは同時にジョブキューの自動管理、リソースのプロビジョニングとオートスケール、ジョブの実行、サブタスクの実行、一般的なエラーへの対処を行う新しいフルマネージドサービス、Batchを発表しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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