Googleがシンガポールのデータセンターとクラウドリージョンの拡張を完了

シンガポールへの投資総額が50億ドルに達する

Googleは、シンガポールのデータセンターキャンパスと、クラウドリージョンの拡張を完了しました。

同社によると、シンガポールのデジタルインフラへの投資額は、2018年の8億5,000万ドルから総額50億ドルに達したとのことです。

LinkedInへの投稿で、Googleのアジア太平洋地域クリーンエネルギー・電力部門責任者であるGiorgio Fortunatoは、次のように述べています。 「Googleの投資は、シンガポールの経済成長に貢献し、AI導入により、企業は2030年までに1476億米ドルの利益を得る可能性があります。」

同氏はまた、「シンガポールのデータセンターは 、効率的な冷却システムや、水管理システムなど業界をリードする機能を備えて設計されている」と、指摘しました。

Googleによると、現在500人以上が、シンガポールのGoogleデータセンターで働いているとのことです。

同社の発表では、「同社のデータセンターと、クラウドリージョンのインフラを拡張することで、地元および世界中で高まるクラウドサービスの需要に、対応できるようになります。当社とシンガポール政府が、進めてきたAIをめぐる『戦略的イニシアチブ』を補完するものである」と語っています。

同社のデータセンターは、従業員と設備を快適に保ちながら効率を高めるため、平均温度80.6°F(27℃)で運用されています。また、シンガポールのデータセンターでは、冷却用のリサイクル水を、何度も再利用するように特別に設計された 冷却システムを使用しています。

Googleのサステナビリティ最高責任者であるKate Brandtは、次のように述べています。 「データセンターは、デジタルトランスフォーメーションと、イノベーションの基盤を提供することで、デジタル進歩の成長エンジンの役割を果たしています。シンガポールのデータセンターキャンパスの拡張は、東南アジアの企業が、デジタルの機会を活用できるよう支援する一方で、その成長を可能な限り持続可能なものにするという、同社のコミットメントを再確認するものです。わが社は、環境フットプリントを管理し、公正な気候変動への移行を、支援する上で重要な役割を果たし、ネットゼロの未来への世界的な移行を、加速させることに深くコミットしています。」

シンガポールにある同社初のデータセンターは、2011年に着工し、2013年後半に稼動しました。2015年には、2つ目の施設の建設が始まり、2017年に稼働しました。

同社は2017年に、シンガポールで最初のクラウドリージョンを開設し、2018年には、同州で3つ目のアベイラビリティゾーンを立ち上げました。

2022年、クラウドの巨人は3つ目のデータセンターを立ち上げました。 建設は2018年に開始し、当初の計画より2年遅れての稼動となりましたが、シンガポールにおけるデータセンター開発としては、これまでで最大の規模となりました。

先週Googleは、近隣のマレーシアで初のデータセンターと、クラウドリージョンの開発に、20億ドルを投資すると発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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