Google、 ウルグアイでのデータセンター建設へ

環境影響調査を提出

GoogleはウルグアイのTerosデータセンター計画を進めています。

同社は現在、開発に必要な環境許認可を申請しており、ラテンアメリカで2番目のデータセンターの建設を進めることを確認しました。

Googleは、2020年に初めて計画を発表した後、2021年5月にウルグアイのParque de las Ciencias自由貿易ゾーンに30ヘクタールの開発用地を取得しました。

このプロジェクトは、同社が予備環境認可(AAP)を取得するために環境影響調査とプロジェクト文書を提出した最近まで、ほとんど動きがありませんでした。

現在の計画では、建設は2024年3月に開始される予定です。

「ウルグアイにとって、イノベーション、テクノロジー、デジタル経済の進展という意味で、これは素晴らしい兆候です」 とÁlvaro Delgado大統領府長官は述べました。

さらに「人工知能、モノのインターネット、ビッグデータの爆発的な発展から派生する、ダイナミックで成長するデータストレージ市場への投資を獲得する機会を活用するために、この国を特権的な立場に置くものです」と付け加えました。

ウルグアイが深刻な干ばつに見舞われたことで、2023年7月に予定されていたデータセンター建設が危ぶまれていました。このプロジェクトでは、毎日最大760万リットルの飲料水を使用すると予想されており、政府とGoogleは、建物の冷却に資源を使用することで合意に達するのに難航していました。

同社はその後、データセンターの規模を再定義(プロジェクトを小規模化)し、空冷システムに切り替えました。

今回の確認は、Álvaro Delgado大統領府長官、Omar Paganini大臣(産業・商業)、Robert Bouvier大臣(環境)、Googleの代表者であるEleonora Rabinovich氏(イスパノアメリカの政府関係・公共政策担当責任者)、Tamar Colodenco氏(南コーンの政府関係・公共政策担当マネージャー)との会談を受けたものです。

Googleはまた、サウスカロライナ州のマートルビーチとアルゼンチンのラス・トニナス、ブラジルのプライア・グランデ、ウルグアイのプンタ・デル・エステを結ぶFirmina海底ケーブルにも取り組んでいます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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