Google Cloud、ラスベガスリージョンを開設
全世界のリージョン数は23へ
Googleはラスベガスに新たなクラウドリージョンを開設し、これにより全世界のリージョン数を23としました。
ラスベガスリージョンは、ロサンゼルス、オレゴン、ソルトレイクシティを含む西部リージョンに加わり、この合計4つのリージョン間でワークロードが分散され、事業継続性をもたらします。ラスベガスリージョンはGoogle Cloudの全てのリージョンと同様、3つの アベイラビリティゾーン (AZ:つまり、光ファイバで直接接続された独自の電力と冷却設備を備えた個別のデータセンター)で構成されます。
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この新しいラスベガスリージョンの3つのAZは明らかに米国ネバダ州ヘンダーソンの1か所のサイトに集中しているようです。Googleはこの地域の他の施設について言及はしていません。これは、AWSのリージョンとは異なるアプローチであり、通常各AZは地理的に離れ、一か所のインシデントが他に影響を及ぼさないように設計されています。
新しいヘンダーソン施設は6億ドルを投じて建設されましたが、同社がプロジェクトに全面的に取り組む前の2018年に準備されたネバダ州政府からの税控除により、約2500万ドルのコストが緩和されました。
この新リージョンは、ほぼ全てのGoogle Cloudサービスを提供しますが、ICloud Functions、Cloud Run、Cloud HSM、Secret Managerなどの新サービスはまだ含まれていません。これは、新規顧客にサインアップ方法を伝えるブログ投稿の中で発表されました。
その努力にもかかわらず、Google Cloud Platformは、依然としてクラウド業界で3位と、リーディング企業のAWSとMicrosoftのAzureの後塵を拝しています。2月のSynergyレポートでは、同社の市場シェア10%未満に対し、AWSは約35%、Microsoftは20%を超えていたようです。
Data Center Dynamics
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