中国、5G向けデータセンターの拡大を加速
中国共産党機関紙は、新型コロナウイルス・パンデミック収束後の業務再開を支援する新たなインフラを約束
報告によると、中国は新型コロナウイルス危機の第1段階から脱したとし、 5Gネットワーク や データセンター などのインフラ整備を加速させる計画を開始したようです。
中国共産党公式紙、People’s Dailyの報道によると、5Gはエピデミック(=一定地域内での流行)の抑制と、業務の再開を支援する上で引き続き大きな役割を果たす、と党委員会が決定したと言います。 上海では、当局が2020年に新しいデータセンターを建設するための公募を開始しています。
活動再開
People’s Daily紙によると、5Gは経済活動を促進するとともに、エピデミックの抑制を支援する、と産業・情報技術の副大臣であるChen Zhaoxiong氏は語っています。この計画には、データセンターと通信網に加え、送電網インフラ、大量輸送システム、鉄道、車両充電ステーション、 IoT プロジェクトも含まれていると言います。
河南省は2020年に主要都市エリアを5Gでカバーする予定をしており、重慶市と広東省はより多くのインフラ整備を約束しています。チャイナモバイルは、2020年に5G基地局を30万基設置すると約束しています。チャイナテレコムとチャイナユニコムは、その他今年前半に、1.2兆元(1,690億ドル)に達する長期投資により、国内47都市にまたがる10万基の5G基地局の設置で提携している、と中国情報通信技術院は伝えています。
この楽観的な見方にもかかわらず、5Gに対する顧客の需要レベル、およびデータセンターのスペースが新型コロナウイルス収束後の大幅な需要急増に十分対応できるのか?について、依然とした疑問があります。
DCDが確認した文書によれば、上海市経済情報委員会は、新しいデータセンターの建設に関する提案を募集しています。 2020年では、規模は30,000ラックに制限され、25万トンの石炭に相当するエネルギーが消費されます。石炭1トンあたり約2,460 kWhとして、これは約70MW相当のデータセンター容量に相当します(施設が常時稼働していると仮定した場合)。
Data Center Dynamics
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