Chayora、上海新キャンパスに初のデータセンターを竣工
2023年初頭の運用開始を予定
Chayoraは、中国上海の新キャンパスにおいて、同社初のデータセンターの建設を完了しました。
2021年11月に初めて発表されたこのデータキャンパスは、8.5エーカーの敷地に5階建ての建物3棟、54MWの容量と10,000ラックがあり、年間平均PUEは1.25になると予想されています。2023年初頭にはサービス開始が予定されています。
また、EdgeConneXは、両社の提携に基づき、稼働後は上海キャンパスからエッジコンピューティングサービスを提供する予定です。
上海キャンパスの建設責任者Murray Moは、「2022年はCovidの規制が続き、非常に厳しい年でしたが、当初のプログラム通りに上部構造の建設を完了し、プロジェクトは順調に進んでいます」と述べています。「建設中の事故や怪我をゼロに抑え、安全衛生に対するコミットメントを示し、40万時間の安全作業時間を達成し、2023年第1四半期の稼働に向けた引き渡しの準備を続けています。」
キャンパス全体の完成後、Chayoraは中国に200MW以上のIT負荷と35,000ラックを持つ予定で、2020年10月にスタートした天津キャンパスと上海の施設に分かれています。
Chayoraは香港を拠点とするデータセンター事業者で、中国でデータセンターを建設・運営しています。同社のWEBサイトによると、Chayoraは「データセンター施設を必要とする多国籍企業、企業入居者、コロケーション事業者に不可欠なインフラの構築に注力」しているとのことです。さらに同社は、すべての拠点で50%以上の電力をクリーンで再生可能な資源から供給するよう努めるとしています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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