Raxio、コートジボワールのアビジャンでデータセンターの建設開始

国内初のTier III規格に準拠したキャリアニュートラルなコロケーションデータセンター

Raxio Groupは、コートジボワール初のTier III規格のキャリアニュートラルなコロケーションデータセンターとなる5番目のデータセンターの建設に着工しました。

このデータセンターは、来年後半にサービス開始の予定です。

Raxioは、コートジボワール・アビジャンのVITIB(Village of Innovation and Technology)にある敷地で、起工式を行いました。

この式典には、通信・デジタル経済大臣閣下をはじめとするコートジボワール政府関係者、地元関係者、Raxio 取締役会メンバー、グループCEO、Raxioのコートジボワール現地チーム、パートナー、顧客、メディア代表が出席しました。

このデータセンターの建設は、アフリカのデータセンター事業者であるRaxioがコートジボワールにTier IIIデータセンターを建設する計画についてDCDが報道してからちょうど1年後に行われました。

Raxioにとって西アフリカで初のデータセンターであり、同社はアビジャンデータセンターが「顧客のニーズの成長に合わせて拡張」され、約800ラックを収容し、3MWのIT電力を供給できることを確認しています。

西アフリカ地域のハブ

Raxio は、最新のデータセンターは中小企業からハイパースケールCDNまで幅広い顧客の需要に応えることができるとしています。また、データセンターの場所は、ベナン、ブルキナファソ、コートジボワール、ギニアビサウ、マリ、ニジェール、セネガル、トーゴを含む西アフリカ経済通貨連合(WAEMU)に対応する戦略的立地となっています。

Raxio Group CEOのRobert Mullinsは、「アビジャンは、WAEMU全域の組織や企業が、専門家が管理する信頼性の高い施設に基幹インフラをコロケーションするのに理想的な場所です。」

「持続可能なプロジェクトの構築という我々の強い意志のもと、Raxio コートジボワールが新たな事例となることを嬉しく思っています。」

Raxio コートジボワールは、Raxioグループのポートフォリオに加わる最新のプロジェクトです。同社は最近、モザンビークのマプトで着工し、来年の操業開始に向け、Tier III品質の施設を建設中です。

また、9月にはコンゴ民主共和国(DRC)のキンシャサで新しいデータセンターの建設に着手しました。このデータセンターもTier III品質のキャリアニュートラルなコロケーションデータセンターとなっています。Raxio は、エチオピアタンザニア、ウガンダでもデータセンターの開発を進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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