DCIインドネシアがジャカルタのデータセンターキャンパスを開設
これまでのキャンパスで最大規模の36MWの新データセンタービル
DCIインドネシアは、ジャカルタの東、CibitungにあるDCI H1キャンパスの拡張工事の完了を間近に控えています。
36MWの、新しいデータセンタービルJK6が今月初めに上棟しました。同キャンパスで最大となるこのビルは、敷地全体の容量を73MWに拡大します。
新ビルは、2025年第1四半期に稼働する予定です。完成すれば、JK6はインドネシア最大のデータセンターになると報じられています。
現在のキャンパスは、4つのデータセンターで37MWの電力容量を提供し、4つのファイバールートと、4つの主要パブリッククラウドプロバイダー向けのクラウドオンランプを備えています。同キャンパスの総設備容量は300MWで、床面積は85,000平方メートル(914,930平方フィート)です。
DCI H1の拡張に伴い、同社はジャカルタの8つのデータセンターで、119MWを擁することになります。これには27MWのDCI H2、18MWのDCI E1、1MWのDCI H3が含まれます。
DCI E1は、3月に正式にオープンしました。インドネシアのコングロマリットである、Salim Groupと共同で建設されました。11階建てのこの施設は、30,000平方メートル(322,920平方フィート)に18MWのIT容量を提供し、最大4,000ラックを収容できます。同施設は、昨年竣工し、5月に上棟式が行われました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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