デジタル・リアルティのInterxionがパリの新データセンターを開設
デジタル・リアルティの子会社Interxionが、パリ郊外に新データセンターを開設しました。
パリの東30kmに位置するFerrières-en-Brieのこの新データセンター「PAR12」は、最大12メガワットのIT負荷容量と、8つのデータホール合計で690平方メートル超のコロケーションスペースを提供します。
パリの東、北、南にデータセンター拠点を構えるInterxionにとって、今回の新施設はフランス首都圏で12番目のデータセンターとなります。
Interxionは、この新データセンターの開設により、企業ユーザーは、A4高速道路に沿って配置された低遅延ネットワークを利用して、パリおよびフランス東部からのディザスタリカバリシナリオを展開できるようになると述べています。
Interxion FranceのManaging DirectorであるFabrice Coquioは次のように話しています。「この戦略的な新拠点は、パリ地域に第3の拠点を求めるコンテンツプロバイダーやクラウドプロバイダーからの強い要望に応えるものです。また、フランス東部の企業は、パリに近い場所に位置しながら、高性能な低遅延ネットワークに接続することで、インフラの耐障害性を向上させられるようになります。これは、お客様の需要に応え続けるための、Interxionのフランスにおける開発の新たな章を示すものです」
2021年、Interxionはドイツのデュッセルドルフでのリースの拡張、フランスのマルセイユでの起工、そしてベルギーのブリュッセルでも施設の建設を開始しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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