エクイニクスがフランスのボルドーに最初のデータセンターを開設

エクイニクスは、フランスのボルドーに最初のデータセンターを開設する計画を発表しました。

新施設BX1は、2021年第3四半期に開設が予定され、約32,000平方フィート(3,000平方メートル)のコロケーションスペースが提供される予定です。

アミティエ海底ケーブル開通に合わせ、エクイニクスがボルドーに進出

エクイニクスは、BX1はボルドー初の キャリアニュートラル データセンター になると述べています。現在この都市には、フランスのクラウドプロバイダーであるCheops Technologyが提供する複数のコロケーション施設と、Cogent Communications、Aliénor.net、およびCIS Valleyの単独施設が存在しています。

– shutterstock

BX1は、米マサチューセッツ州、フランスのルポルジュ、英国のバッドを結ぶ新たなAmitié(アミティエ) 海底ケーブル への接続ハブとして提供されます。ケーブルはFacebook、Microsoft、Aqua Comms、Vodafoneによるコンソーシアムが資金提供し、それぞれ最大23Tbpsの容量を持つ16ファイバペアで構成されます。

「BX1の開発は、弊社のフランス市場への継続的な取り組みの一環であり、地域のデジタルエコノミーとデジタルトランスフォーメーション戦略の成長をさらに支援していく」と、エクイニクスフランスのマネージングディレクターRégis Castagné氏は述べています。「これはエキサイティングなプロジェクトであり、最初の エッジコンピューティング 主導のデータセンターをこの地域にもたらし、アミティエケーブルへの接続ハブも提供する。ボルドーに拠点を置くことで、ヌーヴェル=アキテーヌ地域を、技術的な問題に対処し、デジタルビジネスのチャンスを捉えていくイノベーションのモデルにすることを望んでいる」

「ボルドー近隣に新たな大西洋横断の大規模ケーブルが上陸することで、最終的にはヌーヴェル=アキテーヌ地域がグローバルなデータエクスチェンジセンターとなり、経済発展をサポートする強力かつ革新的なデジタルエコシステムの構築が期待される」とOrangeのNetwork Infrastructures and International Services部門EVPのJean-Luc Vuillemin氏は述べています。「フランスで新たな海底ケーブル接続ポイントが作られたのは、数十年ぶりのことです」

Data Center Dynamics

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