南アフリカ

エクイニクス、アフリカのデータセンターに3億9000万ドルを投資

投資期間は今後5年間

エクイニクスは今後5年間で、アフリカでのデータセンター建設に3億9,000万ドルの投資を計画していると報じられています。

Bloombergによると、この投資は主に南アフリカとアフリカ大陸西部に集中します。

南アフリカ担当マネージング・ディレクターのSandile Dubeによると、エクイニクスは東アフリカでの事業機会も模索しており、同地域での建設や買収にさらに投資する可能性もあるといいます。

「エクイニクスは、アフリカ大陸で意味のある場所への投資を続けていくつもりであり、その機会を見極めるために多くの調査を行っています。投資予定額には、現在の事業所におけるデータセンターの建設が含まれていますが、追加市場の計画は含まれていません。」

同社は2021年にMainOne Cable 社を3億2000万ドルで買収し、初めてアフリカに進出しました。これにより、エクイニクスのポートフォリオにナイジェリア、ガーナ、コートジボワールの3つのデータセンターが加わりました。MainOneは買収時にナイジェリアのデータセンターも建設中で、その後2022年4月にオープンしました。

その後、エクイニクスは2022年12月に南アフリカのヨハネスブルグにIBXデータセンターを建設する計画を発表しました。2023年に建設が開始されるこの施設は、第一段階では4MWのIT容量を持ち、最終的には20MWに達し、コロケーションスペースは10万平方フィート(9,290平方メートル)を超えます。今年後半に開設される予定です。

エクイニクスのアフリカ戦略について、Dubeは次のように述べています。 「ヨーロッパと同様、アフリカ大陸にも重要なハブが必要です。そのため、ラゴス、ジョバーグからスタートし、いずれナイロビも加えたいと考えています。」

Dubeは2023年11月に南アフリカ担当マネージング・ディレクターに任命され、ヨハネスブルグでのIBX立ち上げの責任者です。以前、南アフリカのヒューレット・パッカード・エンタープライズのMDを務めていました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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