ホスティング会社G2Kがアルゼンチンのブエノスアイレスにデータセンターを計画

10MWの施設を2025年に稼働

ラテンアメリカのホスティング会社G2Kは、アルゼンチンのブエノスアイレスに、新しいデータセンターの建設を計画しています。

3,000平方メートル(32,290平方フィート)、10MWの施設は、2025年に稼動予定です。同社は当初、このプロジェクトに2000万ドルを投資する予定です。

「来年、この種のサービスがブームになるでしょう」とG2Kのコーポレート・コマーシャル・マネージャーのMauro FerraroはBNamericasに語っています。さらに同氏は、「このデータセンターで我々は、今後数年間に来るであろう需要を予測しています」と付け加えました。

G2Kは現在、来年着工するアンカークライアントを探しています。

同氏は、次のように述べています。 「私たちは、すでに建設される場所を持っており、利用可能なエネルギーがあります。あとは最終プロジェクトの詳細を定義するだけで、それをお客様に提供できる立場に立つことができます。」

「このアイデアは、モジュール式でスケーラブルなデータセンターを作成することです。これにより、将来のクライアントの需要に応じて迅速に成長することができます。」

G2Kはウェブホスティング会社として発足し、後にクラウドサービスを取り入れました。 2013年に ブエノスアイレス州サン・ニコラスに小規模なデータセンターを開設しました。

Data Center Mapによると、アルゼンチンには約30のデータセンターがあり、その大半はブエノスアイレス市内にあります。同市場には他に、EdgeConneX、Claro、Cirion、Telecom Argentinaなどがあります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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