NextDCがアジアでの事業拡大のために3億6700万ドルの資金調達を検討

タイ投資委員会から投資認可を既に取得

オーストラリアのNextDCが、アジアでの事業拡大のため、5億5,000万豪ドル(3億6,700万米ドル)の資金調達を検討しています。

同事業者によると、資本調達は5億5,000万豪ドル(3億6,700万米ドル)の資金調達と、2億豪ドル(1億3,330万米ドル)を上限とする株式購入プランによって行われ、調達価格は1株あたり17.15豪ドル(11.43米ドル)とのことです。

資金は、アジアにおける新たなデータセンター開発用地の取得に充てられます。

既に同事業者は、バンコクに新たなハイパースケール施設を建設するため、タイの投資委員会から投資認可を受けています。今回の資金調達の一部は、適した用地を取得した後の施設開発に使用される予定です。

NextDCのCEO兼代表取締役であるCraig Scroggieは、次のように述べました。「当社は流動性の観点からは、開発活動を加速させ続けるのに十分な状況にありますが、当社の記録的なパイプライン、クラウドおよびAIサービスに対する需要の力強い伸びに従って、短期的に価値を高める投資の機会が今後も増え続けることが明らかになりつつあります。」

NextDCは現在、東京、バンコク、マレーシアのジョホールとクアラルンプール、シンガポールに、計画中または評価中の拠点を有しています。

また、オーストラリア全土に17の拠点を有します。最近では、アデレードに拠点を開設したことを発表しました。

今月初め、BlackstoneとCPP はアジアのデータセンターの成長に乗じようと、アジア太平洋地域のオペレーター、AirTrunk を買収しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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