Data4、ポーランドのデータセンターキャンパスをワルシャワ郊外に建設開始

2023年以降も多忙な企業経営が続く

ヨーロッパのデータセンター事業者であるData4は、ポーランドのワルシャワ郊外に新たなデータセンターキャンパスを開設しました。

今週、同社はLinkedInで「ポーランドに新キャンパスを開設し、ワルシャワ近郊のJawczyceに設置することを発表できることを大変嬉しく思います」と述べています。

完成時には、総面積4ヘクタールのワルシャワ・キャンパスに60MW、4棟の建物で15,000平方メートルの敷地を提供する予定です。

Data4 は、2021年7月に初めて発表され、2022年1月に 2 億ユーロ(2 億 3700 万ドル)のキャンパスに着工しました。

2006年にColony Capital(現DigitalBridge)によって設立された同社は、2018年にAXA Investment Managersによって非公開の金額で買収された後、今年初めにはBrookfield Infrastructureによって約38億ドルに上るとされる取引で買収されています。

現在、Data4では、フランス、イタリア、スペイン、ルクセンブルグで約30カ所のデータセンターを運営しています。

また、ドイツ・ハナウでは、20万平方メートル、180MWに達する可能性のある旧陸軍兵舎を開発中です。

ワルシャワとその周辺には、Equinixや Vantageなどの国際的な事業者、Netia、3S、Atmanなどの地元事業者、OrangeやT-Mobileなどの地元通信事業者がいずれも施設を保有しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。