Raxio社がモザンビークのマプトでデータセンターの建設を開始

250ラックの施設は来年稼動予定

Raxio Groupは、モザンビークのマプトで新しいデータセンターの起工式を行いました。

同社は今週、Raxio MZ1の起工式を発表しました。この施設は、同国初のキャリアニュートラルな民間所有の施設となります。250ラック、Tier III品質のこの施設はBeluluane工業団地に位置し、2023年の操業開始を予定しています。

Raxio GroupのCEOであるRobert Mullinsは、「地域の経済とデジタル変革の旅に貢献するというRaxioのコミットメントを示す、新たな施設の着工を嬉しく思います。モザンビークの高度なスキルを持つ専門家チームが運営する初のハイパースケール対応コロケーションデータセンターを開発し、同国のデジタル成長を支援できることを楽しみにしています。モズパークス工業団地にある当社の敷地は、接続と電力インフラへのアクセスに優れ、再生可能エネルギー源を中心に供給できる理想的な事業環境を提供しており、当社の意欲的なESG目標の推進を可能にしてくれます。」

昨年、 Raxioと長期的なパートナーシップを結んだ Master Power Technologies は、機械・電気工事を担当します。土木工事はゼネコンの Mota Engilが担当し、現地の建築は Keyplan Associatesが務めます。

2021年に初めて発表されたRaxioのこの計画では、今後数年でモザンビークに追加の施設を建設する見込みであると述べています。

Digital RealtyのiColo部門は今年初め、モザンビークに進出し、首都マプトにデータセンターを開発することを発表しました。 Digital Realtyの既存の合弁会社であるPembani Remgro Infrastructure Fundは、第3四半期中に同市内の土地区画を300万ドルで取得を完了し、0.4MW、3,900平方フィートの施設の建設を目指しています。

2018年に設立されたRaxio Groupは、米国に拠点を置く投資会社Roha Groupに属しています。マプトのデータセンターは、同社が過去18カ月間にアフリカ全域で発表した一連の拡張の最新版で、タンザニア、ウガンダ、モザンビーク、コートジボワール、コンゴ、エチオピアの施設が含まれています。同社は2021年にMeridiam社から4800万ドルの出資を受けています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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