Raxioがアンゴラのルアンダにデータセンターを計画中

6MWの施設を計画中、2024年初頭の操業開始を予定

汎アフリカのデータセンター企業Raxioが、アンゴラに進出します。

今週、同社は「Raxio Angola」に投資して設立することを発表しました。同社によると、同国初のキャリアニュートラルなTier IIIデータセンターとなる予定です。

Raxioは、ルアンダ郊外のCacuaco地区に海底ケーブルの陸揚げ地点に近い土地を確保し、6MWの施設を建設する計画です。新しいデータセンターは、2024年2月に稼働する予定です。

Raxio GroupのCEOであるRobert Mullinsは、次のように述べています。「アンゴラ初のTier IIIキャリアニュートラル施設の建設を決定したことは、アフリカ大陸で必要とされる重要なデジタルインフラを提供するという当社の戦略へのコミットメントを浮き彫りにするものです」。アンゴラでは、接続と関連サービスに対する需要が高まっています。また、地理的にもこの地域の接続ハブになりうる位置にあり、当社の成長するポートフォリオにとって重要な市場となっています。

Paratus、Angola Telecom傘下のAngola Cables、MSTelcom、Multipla、Africellなどは、アンゴラでデータセンターを運営しています。

2018年に設立されたRaxio Groupは、米国に拠点を置く投資会社Roha Groupに所属しています。同社は2021年にMeridiamから4800万ドルの投資を受けました。

昨年、Raxioはコートジボワールのアビジャンモザンビークのマプトコンゴ民主共和国(DRC)のキンシャサでデータセンターを着工しました。また、エチオピア、タンザニア、ウガンダでもデータセンターの開発を進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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