T-Mobileがプラハでデータセンターの拡張を開始
オンサイトのプライベート5Gネットワークなど
T-Mobileは、チェコ共和国のプラハにあるフラグシップデータセンターの拡張を開始しました。
DC7の新棟は4つの新しいデータホールを備え、総面積3,500平方メートル(37,675平方フィート)に1,400平方メートル(15,070平方フィート)のITスペースを提供します。
同社によると、この拡張により10MWの電力容量が追加され、そのうち6MWがITに使用されるとのことです。
同社はデータセンター内にプライベート5Gネットワークを展開し、DC7を「T-モバイルのユニークなテストラボ」とする予定です。また、新施設の敷地内に太陽光発電所を直接設置しているところです。
T-Mobile・チェコ共和国の最高技術イノベーション責任者であるVladan Pekovičは、次のように述べました。「チェコ共和国では、5G技術はコネクテッドデバイスが相互に通信するための最も近代的な方法です。データセンターで直接効果的なデータ収集ができるようになるおかげで、温度をより適切に制御し、環境の挙動を予測し、将来的には従来の有線または光インフラを置き換えることができるようになります。」
そして、5Gネットワークにより、事業者は新しい製品やサービスをテストできるようになると付け加えました。
DC7は2017年に最初に建設され、2018年にオープンしました。その拡張計画は昨年5月に発表されました。
同施設の既存顧客には、Bank iD、チェコ土地調査・地籍局、Raiffeisenbank、チェコ輸出銀行などが含まれると報じられています。
プラハにある3つのデータセンターのほか、チェコ共和国のブルノとオストラヴァにも施設を有しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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