YCO Cloudがフィリピンにデータセンター開設
フィリピンを拠点とするデジタルインフラ企業YCO Cloudは、バタンガス州マルバーのLight Industry and Science Park IVに自社初のグリーンフィールドプロジェクトであるデータセンター施設YCO Cloud Campus Oneを開設しました。
YCO最高経営責任者のNikolas de Ynchaustiによると、YCO Cloudは2024年までに容量を提供することが可能になる見込みです。同氏は、YCOの最大の焦点は、ハイパースケーラー、ホールセール企業のほか、通信事業者にもYCOの設備を利用いただけるように働きかけることであると付け加えています。
フィリピンは、デジタル化への取り組みや EC(電子商取引)の利用の拡大から、 データセンター市場として有望視されています。加えて、同国の地理的な位置と現地のデータ利用状況から、フィリピン市場ではデータセンターの拡張が続いています。データセンターの需要が高まったのは、インターネットの急速な技術の発展が影響しています。
フィリピンでは、海外のデータセンター開発業者によるデータセンターへの需要が非常に高まっています。これらの開発業者の多くは既にフィリピンに拠点を構えており、データセンター建設に向けて土地や建物など適切な場所を積極的に模索しています。
さらにフィリピンの ボンボン・マルコス 大統領は、ルソン島に2つのハイパースケールデータセンターを設立する提案を歓迎しています。
大統領によると、これらのプロジェクトによりフィリピンはデジタル化に関して他の国に追いつけるようになるとの見通しです。
W.Media ( Hazel Moises 記者 )より抄訳・転載
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