Google、Cloud TPU v5pチップと「AIハイパーコンピュータ」を初披露
Googleは、TPU AIチップラインの若干アップデートされたバージョンであるCloud TPU v5pを発表しました。
同社はまた、パフォーマンスに最適化されたハードウェア、オープンソフトウェア、機械学習フレームワーク、柔軟な消費モデルを組み合わせたクラウドベースのスーパーコンピュータアーキテクチャである「AIハイパーコンピュータ」も発表しました。
ハイパーコンピュータは、液体冷却とGoogleのJupiter データセンター・ネットワーク技術を使用しています。
GoogleのTPU v5pはv5eに続き、v4の2倍のフロップス性能を持ち、1つのポッドで最大8,960チップまで拡張できます。
「Googleでは、困難な問題の解決に役立つAIの力を長い間信じてきました。ごく最近まで、大規模な基礎モデルをトレーニングし、それを大規模に提供することは、多くの組織にとって複雑で高価なことでした」GoogleのAmin Vahdat氏とMark Lohmeyer氏はこのように話しています。
「今日、Cloud TPU v5pとAIハイパーコンピュータによって、AIとシステム設計における数十年にわたる研究の成果をお客様に提供できることをうれしく思います。これによって、お客様はAIを使ったイノベーションをより速く、より効率的に、よりコスト効率よく行うことができるようになるでしょう」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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