Google が生成 AI モデル「Gemini」を発表

待望のChatGPTのライバル

Googleは、Google DeepMindが開発した生成AIモデルGeminiを発表しました。

同社は、このシステムが32のモデルベンチマークのうち30でOpenAIのGPT-4を上回るとしています。

Geminiには、Android端末でネイティブに実行できる小型版のNano、多くのGoogle AIサービスを提供し、Bardプラットフォームの基幹となるPro、そしてGoogleが開発した最も強力な大規模言語モデルのUltraの3種類があります。

Ultraは来年発売される予定です。

開発者と顧客は、12月13日からGoogle Generative AI StudioまたはVertex AI over Google Cloudを通じてGemini Proにアクセスできるようになります。

NanoとProは当初言語のみですが、Ultraは画像、動画、ビデオも扱えるようになります。

Google DeepMindのCEO兼共同創設者であるDemis Hassabis氏は、「我々はこれまでGeminiで大きな進歩を遂げましたが、今後のバージョンでは、プランニングやメモリの進歩、より良い応答を与えるためにさらに多くの情報を処理するためのコンテキストウィンドウの増加など、その機能をさらに拡張するために懸命に取り組んでいます」とブログで述べています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。